
IEの低迷を救うべく新たにMicrosoftから提供された「Edge」。ブラウザのスピードが売りということで、Microsoftが”すごく”おすすめしているブラウザです。しかし他サイトのレビューでは「スピードはあるが、拡張性や操作感が良くない」などあまりいい評価ではありませんでした。僕もほとんど使ったことがないのですが、「そこまで悪いブラウザなのかな……?」と逆に興味が湧いてしまいました。ということでしばらくメインとして利用し感想を述べていきたいと思います。
1週間使ってみたけど……
使用感は普通ですね。サクサク動きますし、ネットサーフィンや調べものをするくらいなら充分だと思います。速度は申し分ないのですが、便利さと効率を求める方は物足りないでしょう。これをシンプルと取るか、機能不足と取るかは当人の求めるものによって変わります。ウェブ開発や僕のようにブログをやっている人には、「chrome」や「Firefox」のようにから拡張機能もありませんので、機能不足と感じるでしょう。逆に掲示板や簡単な調べものをする程度しかインターネットを使いませんよ~という方には、シンプルな見た目で管理もしやすく後に話す「タブ管理」がとても使い勝手がよくおすすめです。(まあ、拡張機能を含めると話は別ですが……。)
僕はメインブラウザとして「chrome」を利用していますが、わざわざ乗り換えるほどかというと答えは”NO”ですね。
それではなぜ”NO”なのかなどの「Microsoft Edge」のメリット・デメリットを5段階評価していきましょう
1 機能別に5段階評価してみる
使用感:2~5点
使用感は人それぞれですね。様々なウェブサイトを閲覧したいなどタブをたくさん開き、ストックするタイプのネットサーフィンをするならMicrosoft Edgeはおすすめです。管理画面が見やすいので、後になって
「あのサイトのタブどこにいったかなー?」
と探すのに手間どらない設計になっています。
スピード:5点
軽いです。サイトを開くのに1秒くらいなので速さを売りにしているだけのことはあります。しかし体感的なスピードでは他のブラウザと大差無い(IEよりは速いですが)ので、速いからという理由で変えるまでには至らないと思います。
拡張機能:1点(今後に期待)
これに関しては新しいブラウザなので、拡張機能の数もまだまだ足りていないので今後に期待です。逆に拡張機能が増えてくれば、ユーザーも増えるのではと思っています。
2 Microsoft Edge メリット
2-1 タブの管理画面が見やすい
これは中々使えました。僕はよく「このページは後で見よう」とタブをそのままにして、どんどん開いていくのですが、後でどのタブか直感的に分かりづらくなっていました。しかしedgeの左上に「表示中のタブを保存する」というボタンがあり、後で見るサイトをどんどん保存することができます。そして、いざ見るときには左上の「保存して閉じたタブ」→「タブの復元」をクリックすれば一瞬でストックしていたサイトを開くことができます。

microsoft edge tab

microsoft edge tab
2 サイトに直接書き込める
ペンのアイコンをクリックすると、サイトに直接手書きすることができます。しかし、書き込んだ内容を任意のファイルに保存することができないので、便利さでいうと大きなメリットは得られないですね。まあ、スピニングツールなどを併用すればいいだけかも知れませんが…
3 音声でサイトを読み上げてくれる
読み上げてほしいサイトの中で右クリックし、「音声で読み上げる」をクリックすればサイト内のテキストを読み上げてくれます。機能としては面白いのでいまいち使いどころが分かりません。
個人的には、小説サイトや、ニュースサイトなどで利用すると、「オーディオブック」っぽくなりますので、目を休めたいときなどは使用していました。音声のスピードも調整できるので、期待も大きいです。
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3 MicroSoft Edge デメリット
1.タブを開く度に半角に戻る
これが結構気になるデメリットだと感じました。新規タブを毎回開くたびに半角に戻るので、スピーディに検索することができず面倒に感じました。
まとめ
メインとして利用するのは難しいですね。やはり拡張機能が不十分なのは大きなマイナスだと思います。期待していたブラウザの起動速度も体感的に大きな差はありませんでした。改良を重ねていかなければなりませんのでchromeやFirefoxに追いつくのはまだまだ先の話でしょう。